TypeScript での Tsconfig 参照
TypeScript で tsconfig
参照を導入します。
TypeScript での tsconfig
参照
tsconfig
ファイルを使用すると、アプリケーションのさまざまな部分を個別の TypeScript モジュールとして定義できます。 このファイルを使用すると、各モジュールを個別に構成し、アプリケーションのニーズに応じてビルドできます。
TypeScript 3.0 で導入された主な変更点がいくつかあります。 tsconfig.json
ファイルの名前が tsconfig-base.json
に変更されました。
これにより、ルート フォルダーは TypeScript プロジェクトと見なされなくなります。TypeScript では、ディレクトリを TypeScript プロジェクトと見なすために tsconfig.json
が存在する必要があるためです。
現在のプロジェクト体制は以下の通りです。
tsproject/
src/
entity.ts # exports an entity
tsconfig.json
test/
entity.spec.ts # imports an entity
tsconfig.json
tsconfig-base.json
上記の例からわかるように、src
と test
の両方に tsconfig.json
ファイルが含まれています。 このため、それらは別個のプロジェクトと見なされます。 しかし、両方のファイルの内容を調べると、それらは似ています。
同時に、すべての構成が tsconfig-base.json
ファイルに保存され、このファイルは両方の tsconfig.json
ファイルに継承されます。
ここで、src
フォルダーと test
フォルダーがどのようにリンクされて機能するのか、またこれらのフォルダー間の関係がどのように形成されているのか疑問に思うはずです。 TypeScript 3.0 バージョンでは、両方のフォルダーを composite
として宣言することで外部から参照されます。
src
および test
構成ファイルの内容を以下に示します。
// src configuration in /src/tsconfig.json
{
"extends": "../tsconfig-base.json",
"compilerOptions": {
// compiler options
"composite": true
}
}
// test configuration in /test/tsconfig.json
{
"extends": "../tsconfig-base.json",
"references": [
{ "path": "../src" }
]
}
それでは、テストを実行する方法について説明しましょう。 テストを実行する前に、src
をビルドしたことを確認する必要があります。
以下に示すように、コンソールで次のコマンドを使用して簡単にビルドできます。
tsc --build src
Rana is a computer science graduate passionate about helping people to build and diagnose scalable web application problems and problems developers face across the full-stack.
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