Ruby の二項左シフト演算子
Stewart Nguyen
2023年6月21日
この記事では、Ruby の <<
とは何か、どこで使用されているのかを簡単に紹介します。
Ruby の二項左シフト演算子 (<<
)
<<
演算子は文字列のメソッドです。 2つの文字列を連結し、元の文字列を直接変更します。
コード例:
my_string = 'Hello.'
my_string << ' Nice to meet you!'
puts my_string
出力:
Hello. Nice to meet you!
Ruby の配列で <<
演算子を使用する
メソッド <<
は配列で使用できます。 元の配列の最後にオブジェクトを直接追加します。
コード例:
my_array = [1,2,3]
my_array << 5
puts my_array
出力:
[1, 2, 3, 5]
このメソッドは Array#push
メソッドに似ています。 別の配列やハッシュなど、任意の引数を受け入れることができることに注意してください。
コード例:
my_array << { a: 1 }
my_array << [6,7,8]
puts my_array
出力:
[1, 2, 3, 5, {:a=>1}, [6, 7, 8]]
<<
演算子を使用して Ruby でクラス メソッドを定義する
<<
のもう 1つの一般的な使用法は、Ruby クラスを作成するときにクラス メソッドを定義することです。
コード例:
class MyClass
class << self
def class_method
'inside class method'
end
end
end
MyClass.class_method
出力:
"inside class method"
ヒアドキュメント
で <<
演算子を使用する
ヒアドキュメント
を使用すると、大きなテキスト ブロックを記述できます。 構文は <<
で始まり、ドキュメントの名前と内容で続き、別の行のドキュメントの名前で終わります。
例:
<<MY_DOC
Lorem Ipsum
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MY_DOC
出力:
"Lorem Ipsum\nDonec sollicitudin molestie malesuada.\nProin eget tortor risus. Mauris blandit aliquet elit, eget tincidunt nibh pulvinar a.\n"