Python でリストの長さを取得する
このチュートリアルでは、Python でリストの長さを取得する方法を説明します。リストの長さを取得するための複数の方法を見ていきます。リストは Python の標準的なデータ型で、複数の値を格納するために使用されます。リストは、Python のセットとは異なり、要素の重複を可能にする、順序付き、変異可能、反復可能なオブジェクトです。
Python でリストの長さを取得する方法の違いを以下に説明します。
Python でリストの長さを取得するには len()
関数を使用する
Python の len()
関数は反復可能なオブジェクトを入力として受け取り、その中の要素数を返します。リストの長さを取得するには、リストを len()
関数に渡すことができます。以下の例では、len()
関数を使って Python のリストの長さを取得する方法を示しています。
mylist = [2, 453, 567, 123, 434]
print(len(mylist))
出力:
5
一つ注意すべきことは、len()
関数はリストの要素数を返すわけではないということです。2 次元リストの場合と同様に、リストを 1 次元リストとして扱い、その長さだけを返します。以下のコード例は、2 次元リストを入力として len()
関数の結果を示しています。
mylist = [[1, 2, 3], [4, 5]]
print(len(mylist))
出力:
2
operator
モジュールの length_hint()
メソッドを用いた Python でのリストの長さの取得
Python 3.4 以上では、operator
モジュールの length_hint()
メソッドも利用できます。メソッドはイテレート可能なオブジェクトを入力として受け取り、その長さを出力として返します。動作は len()
メソッドと似ていますが、このメソッドの利点は len()
メソッドよりも多くのデータ型、つまり Python の list_iterator
型よりも多くのデータ型を扱えることです。len()
関数は length_hint()
メソッドよりも信頼性が高く、入力の正確な長さを返すとは限りません。
以下の例では、length_hint()
メソッドを用いて Python でリストの長さを取得する方法を示します。
from operator import length_hint
mylist = [[1, 2, 3], [4, 5]]
print(length_hint(mylist))
myiter = iter([[1, 2, 3], [4, 5]])
print(length_hint(myiter))
出力:
2
2