Python リストで一意の値を数える
胡金庫
2023年1月30日
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collections.counter
を使用して Python リストの一意の値をカウントする -
set
を使用して Python リストの一意の値をカウントする -
numpy.unique
を使用して Python リストの一意の値をカウントする
この記事では、リスト内の一意の値をカウントするためのさまざまなメソッドを以下のメソッドを使って紹介します。
collections.Counter
set(listName)
np.unique(listName)
collections.counter
を使用して Python リストの一意の値をカウントする
collections
は Python の標準ライブラリであり、ハッシュ可能なオブジェクトを数えるための Counter
クラスを含まれています。
Counter
クラスには 2つのメソッドがあります。
keys()
はリスト内の一意な値を返します。values()
はリスト内のすべての一意な値の数を返します。
関数 len()
を用いて Counter
クラスを引数に渡すことで一意な値の数を得ることができます。
コード例
from collections import Counter
words = ["Z", "V", "A", "Z", "V"]
print(Counter(words).keys())
print(Counter(words).values())
print(Counter(words))
出力:
['V', 'A', 'Z']
[2, 1, 2]
3
set
を使用して Python リストの一意の値をカウントする
set
は反復可能であり、変異可能であり、要素の重複を持たない無秩序なコレクションデータ型です。リストを set()
関数を使って set
に変換した後、set
の長さを取得して、リスト内の一意でない値を数えることができます。
コード例:
words = ["Z", "V", "A", "Z", "V"]
print(len(set(words)))
出力:
3
numpy.unique
を使用して Python リストの一意の値をカウントする
また、return_counts
パラメータに True
を指定した場合は、それぞれの値のカウントも返します。
コード例:
import numpy as np
words = ["Z", "V", "A", "Z", "V"]
np.unique(words)
print(len(np.unique(words)))
出力:
3
著者: 胡金庫