Tkinter でウィンドウアイコンを設定する方法
胡金庫
2023年1月30日
-
root.iconbitmap
でウィンドウアイコンを設定する -
tk.call('wm', 'Iconphoto', )
でウィンドウアイコンを設定する -
root.iconphoto
でウィンドウアイコンを設定する
Tkinter でウィンドウアイコンを設定する方法を紹介します。
root.iconbitmap
でウィンドウアイコンを設定するroot.tk.call()
でウィンドウアイコンを設定するroot.iconphoto
でウィンドウアイコンを設定する
root.iconbitmap
でウィンドウアイコンを設定する
import tkinter as tk
root = tk.Tk()
root.iconbitmap("/path/to/ico/icon.ico")
root.mainloop()
iconbitmap(bitmap)
はウィンドウ/フレームウィジェットのアイコンを bitmap
に設定します。bitmap
は png
や jpg
ではなく、ico
タイプでなければなりません。そうしないと、画像はアイコンとして表示されません。
上の図は iconbitmap
で ico
タイプを使用することを示しています。
png
タイプを使用すると、ウィンドウに表示されるアイコンは空白になります。
tk.call('wm', 'Iconphoto', )
でウィンドウアイコンを設定する
import tkinter as tk
root = tk.Tk()
root.tk.call("wm", "iconphoto", root._w, tk.PhotoImage(file="/path/to/ico/icon.png"))
root.mainloop()
tk.call
メソッドは Tkinter から tcl
インタープリターへのインターフェースです。call
メソッドを使用して、tcl
コマンドを実行できます。
Tkinter ラッパーが一部の tcl/tk
機能にアクセスできなかった場合に便利です。
wm
はウィンドウマネージャーと通信します。
画像自体ではなく、tk.PhotoImage
に画像を設定する必要があります。設定しないと、_tkinter.TclError
エラーが発生します。
root.iconphoto
でウィンドウアイコンを設定する
ウィンドウアイコンを設定する別の方法は、root.iconphoto()
と同様に、より多くの画像タイプを受け入れる方法を使用すること tk.call('wm', 'iconphoto', )
です。
import tkinter as tk
root = tk.Tk()
root.iconphoto(False, tk.PhotoImage(file="/path/to/ico/icon.png"))
root.mainloop()
ここで、False
は、アイコン画像が現在の特定のウィンドウにのみ適用されることを意味し、将来作成される toplevers
ウィンドウには適用されません。
True
を使用すると、アイコン画像も今後作成されるすべての toplevers
画像に適用されます。