PowerShell の三項演算子

三項演算子は PowerShell バージョン 7.0 で導入されました。したがって、三項演算子を使用するにはバージョン 7.0 以降の PowerShell が必要です。

三項演算子は if else 文を短縮できます。なぜなら、三項演算子は 1 行のコードで構成されているからです。このチュートリアルでは、PowerShell における三項演算子について紹介します。

PowerShell での三項演算子の使用

三項演算子には疑問符 (?)シンボルが含まれます。一般的な構文は次のとおりです：

(Condition) ? "Output if True" : "Output if False"

ご覧のように、三項演算子は 3つのオペランドを取ります：条件と、条件に基づいて出力する 2つの式です。

左側には条件が含まれ、右側には条件に応じて表示する出力が含まれます。出力は Boolean の形式で表示されます。条件が true の場合、最初の部分が表示され、条件が false の場合、2 番目の部分が表示されます。

PowerShell での三項演算子の動作を見てみましょう。

ここでは、条件が 5 は 10 より大きいと言っています。

(5 -gt 10) ? "Yes" : "No"

ご覧のとおり、条件が false であるため、2 番目の部分 No が印刷されます。

出力：

No

以下の例では、条件が true であるため、最初の部分が印刷されます。

$a = 4; $b = 4
($a -eq $b) ? "$a is equal to $b" : "$a is less than $b"

出力：

4 is equal to 4

任意の条件を持ち、条件に基づいて Boolean 出力を印刷できます。これは if...else 文に似ています。