PowerShell の OR ステートメント
Rohan Timalsina
2022年4月3日
論理演算子は、PowerShell の式とステートメントを接続します。これにより、単一の式を複数の条件に使用できます。PowerShell でサポートされている論理演算子は、-and
、-or
、-xor
、-not
、および!
です。
たとえば、次のステートメントでは、-and
演算子と -or
演算子を使用して 3つの条件を接続しています。このステートメントは、$a
の値が $b
より小さく、$a
が 10 に等しいか、$b
が 10 より大きい場合にのみ当てはまります。
($a -lt $b) -and (($a -eq 10)) -or ($b -gt 10)
-lt
、-gt
、および -eq
は、PowerShell の比較演算子であり、それぞれ less than
、greater than
、equals
を表します。比較演算子を使用すると、PowerShell の値を比較できます。PowerShell には、-ne
、-ge
、-le
、-like
、-notlike
、-match
、-notmatch
、-replace
、-contains
などの比較演算子があります。
このチュートリアルでは、PowerShell で -or
演算子を使用する方法を説明します。
PowerShell のステートメントに -or
演算子を使用する
PowerShell では論理 OR
とも呼ばれる -or
演算子は、いずれかの条件が true の場合にブール値 True
を返します。
$a=10
と $b=20
の 2つの変数があるとします。次のステートメントは、1つの条件が True
であるため True
を返します。$a
の値が $b
の値よりも小さいです。
($a -eq $b) -or ($a -lt $b)
出力:
True
いずれの条件も真でない場合は、False
を返します。
($a -eq $b) -or ($a -gt $b)
出力:
False
著者: Rohan Timalsina