JavaScript で文字列を小文字に変換する

Moataz Farid 2023年10月12日
  1. JavaScript で文字列を小文字に変換するには toLowerCase() を用いる
  2. JavaScript で文字列を小文字に変換するには toLocaleLowerCase() メソッドを使用する
  3. カスタムの名前付きメソッド lower() で文字列を小文字に変換する
  4. 文字列以外のオブジェクトを小文字に変換する
JavaScript で文字列を小文字に変換する

このチュートリアルでは、JavaScript で文字列を小文字に変換する方法を学びます。

JavaScript では様々な方法で文字列を変換することができます。ネイティブの JavaScript では toLowerCase() プロトタイプメソッドを使って文字を小文字に変換するか、toLocaleLowerCase() プロトタイプを使ってユーザ/ホストのロケールを考慮して小文字に変換することができます。

JavaScript で文字列を小文字に変換するには toLowerCase() を用いる

My Awesome String という文字列があり、それを小文字に変換したいとします。これを小文字に変換するにはプロトタイプメソッド toLowerCase() を使用することができます。これは入力文字列から新しい文字列を作成しますが、すべての文字を小文字にします。

小文字に変換して console.log() メソッドを使ってコンソールに出力する例を見てみましょう。

var tempText = 'My Awesome String';

console.log(tempText.toLowerCase());

以下の例のようにシングルクォートの直後にプロトタイプを追加することもできます。

var TextConvertedToLowerCase = 'My Awesome String'.toLowerCase();

console.log(TextConvertedToLowerCase);

JavaScript で文字列を小文字に変換するには toLocaleLowerCase() メソッドを使用する

文字列がトルコ語やドイツ語などのロケールマッピングを含んでいる場合は、toLocaleLowerCase() メソッドを用いて文字列を小文字に変換することができます。

text.toLocaleLowerCase() と同様に引数を送らずに toLocaleLowerCase() を使用することもできますし、ロケールマッピングをパラメータとして送ることもできます。

次の例では、英語の文字列を小文字に変換し、トルコ語のラテン語大文字 I 文字を小文字に変換します。

var demoText = 'My Awesome Second Demo Text';

console.log(demoText.toLocaleLowerCase());
console.log(demoText.toLocaleLowerCase('en-US'));

var localeArray = ['tr', 'TR'];
var LatinCapitalLetterIWithDotAboveInTurkish = '\u0130';
console.log(
    LatinCapitalLetterIWithDotAboveInTurkish.toLocaleLowerCase(localeArray));

出力:

my awesome second demo text
my awesome second demo text
i

カスタムの名前付きメソッド lower() で文字列を小文字に変換する

JavaScript にあまり詳しくなく、toLowerCase() の構文を Python や PHP などの好きな言語で使っているものと似たようなものに変更したい場合は、toLowerCase() の構文を変更します。以下の例では、その方法を説明します。

function lower(inputString) {
  return String(inputString).toLowerCase();
}

var demoText = 'Our Awesome String To Lower Converter';
console.log(lower(demoText));

文字列以外のオブジェクトを小文字に変換する

Date を小文字に変換したい場合、Date は本来 String ではないオブジェクトであるため、toLowerCase() メソッドや toLocaleLowerCase() メソッドを使用します。

次の例では、Date() を小文字に変換する方法を見てみましょう。

var normalDate = new Date();
var lowerCaseDate = new Date().toString().toLowerCase();

console.log('Normal Date Format > ' + normalDate);
console.log('Lower Case Date Format > ' + lowerCaseDate);

出力:

Normal Date Format > Thu Nov 12 2020 12:07:11 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)
Lower Case Date Format > thu nov 12 2020 12:07:11 gmt+0000 (coordinated universal time)

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