JavaScript で日付を UTC に変換する
このチュートリアルでは、JavaScript の toISOString()
関数を使用して日付を UTC 形式に変換する方法について説明します。
JavaScript の toISOString()
関数を使用して日付を UTC 形式に変換する
まず、JavaScript で日付オブジェクトを作成する方法について説明しましょう。このオブジェクトタイプを作成するには、Date()
関数を使用します。この関数は、現在の日付、時刻、GMT オフセット、およびタイムゾーンを返します。
たとえば、日付オブジェクトを作成し、Date()
関数を使用して現在の日付を確認しましょう。以下のコードを参照してください。
var myDate = new Date();
console.log(myDate);
出力:
Sun Jun 20 2021 10:13:09 GMT+0500 (Pakistan Standard Time)
出力では、完全な日付、時刻、オフセット、およびタイムゾーンが返されていることがわかります。日付オブジェクトから要素を 1つだけ抽出する場合は、get
プロパティを使用できます。たとえば、getUTCDate()
プロパティを使用して、上記の日付オブジェクトから月を抽出してみましょう。以下のコードを参照してください。
var myDate = new Date();
var month = myDate.getUTCMonth();
console.log(month);
出力:
5
出力からわかるように、5
は現在の月が 6 月であることを意味します。
getFullYear()
、getDate()
、getHours()
、getSeconds()
など、目的のパーツを取得するために使用できる他のプロパティがあります。希望の日付で日付オブジェクトを作成する場合は、Date()
関数で希望の日付を渡す必要があります。
たとえば、Date()
関数で目的の日付を使用して日付オブジェクトを作成しましょう。以下のコードを参照してください。
var myDate = new Date(1990, 05, 10);
console.log(myDate);
出力:
Sun Jun 10 1990 00:00:00 GMT+0500 (Pakistan Standard Time)
出力では、時間はゼロですが、Date()
関数に渡すことで時間を設定することもできます。Date()
関数で日付を渡すための多くの形式があります。いくつかを以下に示します。
var myDate = new Date(year, month, day, hours, minutes, seconds, milliseconds);
var myDate = new Date('YYYY-MM-DD');
var myDate = new Date('MM/DD/YYYY');
たとえば、3 番目の形式を使用して時間オブジェクトを作成しましょう。以下のコードを参照してください。
var myDate = new Date('10/5/1990');
console.log(myDate);
出力:
Fri Oct 05 1990 00:00:00 GMT+0500 (Pakistan Standard Time)
次に、toISOString()
関数を使用して現在の日付を UTC に変換しましょう。以下のコードを参照してください。
var myDate = new Date().toISOString();
console.log(myDate);
出力:
2021-06-20T06:09:09.043Z
出力では、日付が UTC 形式であることがわかります。日付によって出力が変わる場合がありますのでご注意ください。