Java で 2D 配列の長さを取得する方法
Hassan Saeed
2023年10月12日
このチュートリアルでは、Java で 2 次元配列の長さを取得する方法について説明します。
Java における 2 次元配列とは、配列の配列、つまり、要素が別の配列である配列のことです。例えば、test = new int[5][10];
は 5つの要素を含む配列を表し、これら 5つの要素はそれぞれ 10 個の int
要素を含む配列を表します。2 次元配列は、列の数が各行で同じである長方形の格子と考えることもできるし、列の数が各行で異なるぼろぼろの配列と考えることもできます。
2 次元配列の行数や、2 次元配列の各行の列数を取得したい場合があります。以下では、その取得方法について説明します。
Java で列サイズを固定した 2 次元配列の長さを取得する
2 次元配列が矩形のグリッドであることがわかれば、arr.length
を用いて行の数を、arr[0].length
を用いて列の数を得ることができます。以下の例はこれを示しています。
public class MyClass {
public static void main(String args[]) {
int[][] test;
test = new int[5][10];
int row = test.length;
int col = test[0].length;
System.out.println("Rows: " + row);
System.out.println("Columns: " + col);
}
}
出力:
Rows: 5
Columns: 10
Java で可変列サイズの 2 次元配列の長さを取得する
2 次元配列のカラムサイズが固定されていない場合、つまり配列の配列に含まれる各配列の長さが可変である場合でも、arr.length
を用いて行数を取得することができます。しかし、列の数を取得するには、列の長さを取得したい行を指定しなければならません。arr[rowNumber].length
で指定する必要があります。以下の例はこれを示しています。
public class MyClass {
public static void main(String args[]) {
int[][] test;
test = new int[2][];
test[0] = new int[5];
test[1] = new int[10];
int row = test.length;
int col_1 = test[0].length;
int col_2 = test[1].length;
System.out.println("Rows: " + row);
System.out.println("Columns of first row: " + col_1);
System.out.println("Columns of second row: " + col_2);
}
}
出力:
Rows: 2
Columns of first row: 5
Columns of second row: 10