C# で文字列を JSON オブジェクトに変換する

このチュートリアルでは、C# で文字列変数を JSON オブジェクトに変換する方法について説明します。

C# の JObject.Parse() 関数を使用して文字列を JSON オブジェクトに変換する

Newtonsoft.Json パッケージ内の JObject クラスは、C# で JSON オブジェクトを表すために使用されます。Newtonsoft.Json は、.NET で使用するように設計された高性能 JSON フレームワークです。JObject クラスは、JSON データを含む文字列変数を JObject クラスのインスタンスに変換するメソッド JObject.Parse() を提供します。Newtonsoft.Json パッケージは外部パッケージであり、JObject.Parse() 関数を使用する前にインストールする必要があります。Newtonsoft.Json パッケージをインストールするコマンドを以下に示します。

dotnet add package Newtonsoft.Json --version 12.0.3

次のコード例は、C# の JObject.Parse() 関数を使用して文字列変数を JSON オブジェクトに変換する方法を示しています。

using Newtonsoft.Json.Linq;
using System;
namespace fina {
  class Program {
    static void Main(string[] args) {
      string str =
          "{ \"context_name\": { \"lower_bound\": \"value\", \"upper_bound\": \"value\", \"values\": [ \"value1\", \"valueN\" ] } }";
      JObject json = JObject.Parse(str);
      foreach (var e in json) {
        Console.WriteLine(e);
      }
    }
  }
}

出力：

[context_name, {
  "lower_bound": "value",
  "upper_bound": "value",
  "values": [
    "value1",
    "valueN"
  ]
}]

上記のコードでは、JSON データを含む文字列変数 str を初期化しました。JObject.Parse(str) 関数を使用して、str 文字列を C# の JSON オブジェクト json に変換しました。最後に、foreach ループを使用して json オブジェクトのコンテンツを表示しました。